便利な時代に潜む罠

こんにちは。
徳島でITコンサルタント・業務システム開発をしています、ITコーディネータの吉村健太です。

春ですね(=⌒▽⌒=)

とてもいい気持ちです。

さてさて、今日は先日、あるシステム会社さんのサイトを見た感想を・・・

とてもきれいなサイトで、さすがだなぁ~と感心しました。

そしてここからが本題・・・

大きな字で、出先でデータを見たくないですか?みたいなことを書いてありました。

本当に便利な時代ですよね~ヾ(@^▽^@)ノ

いつでもどこでもネットにつなげられて、情報を入手できる時代です。

情報にあふれています。

この情報を、うまく経営に生かし、経営課題を解決することが、ITコーディネータの仕事です。

ただし、安易に外部から情報を閲覧できる状態を、弊社では推奨していません。

セキュリティリスク

の問題です。

例えば、出先で使うタブレット端末がウィルスにかかっていないでしょうか。

ウィルスにかかりにくいような使い方をしているでしょうか。

利用するスタッフは、ウィルスにかかった時の対策を知っているでしょうか。

データを覗き見されていないでしょうか。

タブレット端末を紛失したときは?

パッと思いつくだけで、これくらいのことが出てきます。

こういうリスクを抱えたまま、便利だからと手を出すべきではありません。

ユーザー企業の方にすれば、システム会社に任せていれば大丈夫だと思っておられる方も多いと思います。

しかし、システムで制御できるのはごく一部。後は人の問題です。

しかも、システム会社でもセキュリティのことに関して十分な知識をお持ちな企業はごく一部です。

「便利だからこういうシステムにしましょ~」

と言うことと合わせて、リスク、特にセキュリティリスクについても十分に説明されて、一緒に対策を立てられるシステム会社でなければいけません。

ですが、ほとんどそれがなされていません。

私も今まで、他社で作られたシステムもたくさん見てきましたが、セキュリティ対策が全くできていない、ビックリするようなシステムもたくさんありました。

簡単に他社のデータにアクセスできる。

暗号化もされていない・・・などなど

特に、出先でデータを見られるということは、格段にリスクが高まります。

こういうシステムを導入する場合、本来は会社のセキュリティに対する組織、そして社員教育が浸透してから導入するべきです。

・・・

ただ、リスクを説明したうえでユーザーさんがすぐ導入したい!とおっしゃる場合もありますが・・・(^_^;)

~新しい時代づくりに貢献します!~
ITコンサルティング/業務システム開発/パソコン家庭教師のシャハル

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