決まり事を論理的に

お客様とシステムのお話をするとき、一般的にはとてもあいまいな表現をされます。
でもプログラムは「あいまいなこと」を「忖度」してはくれません。

 

もしAなら・・・
Bなら・・・
Cなら・・・
それ以外の場合は・・・

「じゃあ、Dの場合もそれ以外でいいですね?」
とお聞きすると
「あ、いやいやDの場合は・・・」
という具合に・・・

 

言っていることと現実が乖離しているんですね。
システム屋さんでなければ、そういった思考の仕方に慣れていないと思うので、それが一般的だと思います。

そのあたりをしっかりくみ取って明確にしておかないと、よく言う「使えないシステム」が出来上がってしまいます。

 

「いや、そんなこと聞いてないですよ!」
と言ってしまえばそれまでかもしれません。
その場はこちらの勝ちかも

でも、それでは誰も幸せになりませんね

 

 

例えば、横断歩道を渡るとき

 

車が来ていなければ・・・渡る
車が来ていれば・・・渡らない

じゃあ、見通しのいい、直線道路で数百メートル先に車がいる場合は?

上記の条件であれば、「渡らない」

 

えぇ、渡らない方がいいのかもしれませんが、現実的には渡りますよね

そういった場合
車が横断歩道から〇〇メートル以内にいれば・・・渡らない

 

ここまで指示しないとプログラムは正確に動いてはくれません♪

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