ITリテラシーを考える

情報リテラシー(じょうほうリテラシー、information literacy)とは、情報 (information)と識字 (literacy) を合わせた言葉で、情報を自己の目的に適合するように使用できる能力のことである。「情報活用能力」や「情報活用力」、「情報を使いこなす力」とも表現する。したがって情報リテラシーとは、情報を主体的に選択、収集、活用、編集、発信する能力と同時に、情報機器を使って論理的に考える能力が含まれている。
(ウィキペディアより)

 

情報を使いこなす能力

 

業務システムの開発現場でよくみられる光景として、「システムを作ったけど使えない」といったことが起こります。

 

なぜでしょう。

それは、一番にユーザーのITリテラシーを考慮していないからだと思います。

 

例えば、ローマ字読みができないこどもにローマ字入力で打て、と言ってもできないですよね。
MicrosoftOfficeを使えない人に、MicrosoftOfficeを使ってチラシを作れ、と言ってもできないですよね。

 

できることからゆっくりと進めていかないといけません。

お客様には、早くやりたいこと全部できるようになって、安心したい・・・とおっしゃる方もおられます。

が、ひとつひとつの機能を確認しながら、すこしずつ進めていく方が、必ずいい結果が得られると思っています。

 

 

「As Is」と「To Be」
ギャップ分析と言われる、経営改革手法のひとつですが、「今ある姿」と「あるべき姿」を比較し、その差「ギャップ」をどう埋めていくか、ということです。

 

それを一足飛びにしようとすると、失敗します。
現状をしっかり見て、地に足のついた業務改革を進めていくべきですね。

 

 

お客様と会話をしていて、丁寧にわかりやすく話しているつもりでも、まだまだその「ギャップ」に驚き、反省することがしばしばです(^^;)

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