データに残すこと

今年は、なぜか公的支援機関からのIT相談や、情報セキュリティ関係のセミナー依頼が結構あります。
スケジュールの関係でお断りしていることも多いのですが・・・

人前でしゃべるのは元来得意ではないので、セミナーはとても緊張しています。
IT相談は楽しいです♪

 

最近あった相談は、データに残すにはどうしたらいいですか?ということでした。

 

先日、所属する経営者団体の報告会に参加した時、「経営者の頭の中にある理念を成文化する」というお話がありましたが、では、技術や情報は?

ここが結構ポイントで、技術や情報が頭の中にあって、その人がある日突然いなくなれば、事業継続自体が成り立たなくなることに多くの人が気づいていないのです。

それは経営者に限ったことではありません。
営業さんが突然退職したら?
組織対組織でも、個人対個人の関係性により取引をしている場合は少なくありません。

個人にほれ込んで取引してくださるお客様に、担当者がいなくなれば離れてしまうリスクは高まりますが、お客様の情報も担当者の頭の中だけだった場合・・・

 

別のパターンで、個人の技術で仕事をしている場合、職人さんのような場合、完全に事業は止まってしまいますね。

 

 

IT化ということは、業務改善・改革にとどまるだけでなく、事業の継続化にもとっても大切なことです。

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